こはちの迷走日記

スキが多すぎて迷走中

「正直不動産」第四話感想 山ピーのコメディー色強めで面白かった

公式HPより

今回はAmazonプライムで見て面白かったドラマ「正直不動産」

ウソで塗り固めた営業トークを武器に成績ナンバーワンに君臨する主人公・山下智久演じる永瀬財地(ながせざいち)が祟りによって得意のウソがつけなくなり、正直すぎる営業スタイルに。上司からもお客様からもお叱りを受ける中で永瀬財地の中で何かが変わっていく!

2024年1月3日にスペシャル(もちろん見逃した)

2024年1月9日22時より正直不動産2が放送決定(もちろん見逃した)

(1月16日更新)

2024年1月12日現在ドラマスペシャルもアマプラに上がってました!

シーズン2も順次配信されます!

 

 

www.nhk.jp

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面白かったので各話のあらすじとと感想を!

第三話感想はこちら!

 

kohachidiary.hatenablog.com

 

 

登場人物

長瀬財地(ながせさいち) 山下智久

月下咲良(つきしたさくら) 福島遥

桐山貴久(きりやまたかひさ)  市原隼人

榎本美波(えのもとみなみ)  泉里香

大河真澄(おおかわますみ)  長谷川忍(シソンヌ)

登坂寿郎(とさかとしろう)  草刈正雄

花澤涼子(はなさわりょうこ) 倉科カナ

第四話ゲスト

松井節子(まついせつこ) 風吹ジュン

田之上明(たのうえあきら) 高島豪志

田之上美沙(たのうえみさ) 黒川智花

第四話「いい部屋の定義」

ライバル会社・ミネルヴァ不動産と競う形で、マンションの空き部屋を販売することになった登坂不動産。ボロアパートから抜け出したい永瀬(山下智久)は、給料アップのチャンスとひとり奮い立つ。そんな時、「事故物件」に住みたがる奇妙なおばあさん・節子(風吹ジュン)が来店。月下(福原遥)は節子の為に、事故物件を一生懸命に探し始める。そんな中、ミネルヴァ不動産の社員・花澤(倉科カナ)が、永瀬に宣戦布告をして...。(プライムビデオ第四話紹介文より)

 

第四話あらすじネタバレ

狭いボロアパートに住み、カップラーメンをすする永瀬。「客に快適な部屋を紹介する不動産屋がこんなくつろげない部屋に住んでるのどうなんだろう。」成果を出してタワマン生活に戻ろうと改めて決意する。そんな中、中古マンション「スカイヒルズ西国分寺」の販売競争が行われる。期間は2週間。総戸数は12。販売にあたるのは登坂不動産とミネルヴァ不動産。さらに営業成績1位にはインセンティブが倍もらえる。否応なしにも気合が入る。

皆が躍起になる中、賃貸物件をお探しのお客様が来店。対応するのは月下。お客様は松井節子。お探しの物件はなんと「事故物件」だった。しかし、年齢の関係でなかなか入居できる物件が見つからず、月下はかたっぱしから事故物件に電話をかける。永瀬曰く「事故物件ババアに憑りつかれた。」

 

一方、永瀬はスカイヒルズ西国分寺の内見希望者、田之上夫妻を接客する。

せっかくのチャンス。しかしまた突風が。安い販売価格は、水回りの大がかりなリフォームが必要になるから、掲載は駅から15分だけど本当は20分はかかると物件のデメリットを連発してしまう。いつもならここでお客様が帰ってしまうが、今日の永瀬は違った。難色を示す夫・明、興味を捨てきれない妻・美沙。それを見て「不動産を選ぶ極意は諦めること、妥協することです。なぜなら完璧な物件など存在しないのですから。」「ご家族を優先するのか、通勤を優先するのか、今一度話し合ってみてはいかがでしょうか。」永瀬は正直営業のコツを掴む。

しかし、購入確実に思えた田之上夫妻が、キャンセルをしに来た。理由は物件を改めて下見しに行った際、ミネルヴァ不動産の営業に声をかけられ事故物件だと教えられた。とのこと。不審に思った永瀬は、事故物件サイトを調べてみたところ投稿日が夫妻が下見に行った時間と被るため、夫妻が部屋番号を教えたタイミングでミネルヴァ不動産の誰かが書き込んだのだろうと誤解を晴らす。しかしまた突風が。「私も以前良く使っていたテクニックです。」まだ正直が使いこなせず、すべてが水の泡に。

 

スカイヒルズ西国分寺の契約が取れないまま残りあと3日になった永瀬と月下。すると事故物件を探している松井が来店。年齢の関係で入居できる事故物件は見つからず。同席した永瀬はここまでして事故物件を探す理由を松井に尋ねる。松井は1年前に夫を亡くしていた。すると3度目の月命日、眠れない夜にふと横を見ると夫が座っていた。触れようとすると消える夫。でも、それ以降出てきてくれない。それならお化けの出やすい事故物件なら夫も出てきやすいと思い、事故物件にこだわっていた。「事故物件が嫌いな人がいるのも分かる。でも、その部屋で亡くなった誰かも誰かにとって大切な人だったと思うの。」

松井の言葉を受け、懸命に事故物件を探す永瀬と月下。スカイヒルズ西国分寺の期限が迫る中、賃貸物件を探す永瀬に桐山は、どうでもいい物件になぜ必死になると問う。永瀬は「どうでもいい物件なんて無い。」「どんな家にも、部屋にも、誰かの人生がそこにある。」今までお客様を騙しながら営業していた永瀬から出てきた驚きの発言に桐山は「俺の知っている永瀬財地じゃない。」と一言。ウソをつけなくなった永瀬は心も変化し始めていた。

そしてやっと松井の入居を許可してくれる物件を見つけた永瀬・月下。その物件は以前より事故物件サイトに書き込まれていた物件。内容はエレベーターが4階で止まるも誰もいない。押してもいないのに4階のボタンが点灯する。そのエレベーターは自分以外に誰かが乗っている。など。実際は怪奇現象などではなくエレベーターの不具合のようだったが噂が独り歩きしていた。

松井は懸命に物件を探してくれた永瀬・月下に感謝する。そしてもう一つお願いする。「近くに良い中古マンション無いかしら。息子夫婦に話したら近くに引っ越して来るっていうのよ。」その条件はスカイヒルズ西国分寺の条件にピッタリだった。

 

スカイヒルズ西国分寺の結果発表。1位は3件成約を取った桐山。2位に2件成約の永瀬。そしてミネルヴァ不動産との争いの結果は6件ずつ成約でイーブンであった。永瀬が取った2件の成約は1件が松井の息子夫婦。もう1件はなんと田之上夫妻だった。

 

松井節子のカギの受け渡しの日。部屋番号は405。松井はカギを受け取り、改めて月下・永瀬に感謝しエレベーターへ向かう。乗り込んでボタンを押そうとしたその時、押していない4階のボタンが灯る。松井は「ご親切にありがとうございます。」そしてエレベーターを降り、向き直り、誰も乗っていないエレベーターに向かって「どなたか存じませんがもしおじいさん(夫)に会ったら、私は元気でやってますって伝えてくださる?」と深々と一礼する。

 

永瀬はウソがつけなくなってお客様に喜ばれることがあっても会社に貢献してこれなかった。しかし今回はしっかり会社に貢献できた。しかもお客様に喜んでもらえた。その充足感に気付いた永瀬。「もしかしたらウソをつかなくても成績を残せるかもしれない。」「正直でもやっていけるのかもしれない。」徐々に変化していく自身の感情に気付くところで第四話が終わる。

 

第四話感想

まず、登坂不動産の今月(5月)のスローガンに「営業に五月病はない」って書いてあって笑った!今回は山ピーのコメディ色強めの展開だった。ところどころにクスッと笑えるシーンがあって箸休めになる。特に面白かったのが山ピーが電話でマンション販売の営業かけてる時のセリフで「価格が安いのは築17年だからです。もう色んなとこにガタきまくりです。」もう、電話営業をかける意味ですよね。

風吹ジュンさん演じる松井節子に向かって事故物件ババアっていうのも秀逸でしたね!

 

第五話は高橋克典さん演じる、ミネルヴァ不動産・社長鵤聖人(いかるがまさと)が登場!そして蒸発したはずの月下の父も登場!